社会的役割が認識できていない巨大労組組織の問題
2021年 12月 02日
第二次安倍政権以降、政権は、労働団体に代わり経済団体トップに賃上げを要請し続けている。高市政務会長は政府方針を支えている。
しかし、肝心の労働団体側はこれを黙認というか傍観しているように見える。労働団体の役割とは、本来、雇用の確保と賃上げである。これ以外に何があるというのか。
「連合」は、小泉政権以降激増した、非正規雇用問題について冷淡だった。なぜか。当時の「連合」は、正規雇用され組合費を連合に上納する個別組合組織の上部団体だったからである。
個別組合組織は、「連合」に何を上納してきたか。一言でいうと、「連合」幹部の給与、交際費、施設等の維持費用である。
「連合」幹部の給与は、経済団体幹部と同等の所得水準にあるとみていい。それだけの給与を貰っていながら、銀座で豪遊していたようだ。
あきれるばかりの旧国鉄の実態....労組はここまで酷かった(((゜д゜;)))
https://ameblo.jp/gikkongattan/entry-10767505287.html
ダブル不倫の日教組委員長、過去には1000万円の使途不明金 組合費で豪遊の幹部たち
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/10260810/?all=1
なぜそう考えるのか。
連合は、個別組合から上納された金で運営されてきたからである。上納の中には、銀座で豪遊する金、ゴルフ費用等も含まれる。
「連合」が「連合」の金で豪遊するのではない。傘下の組合が飲食代、ゴルフプレー代等を負担すると考えれば辻褄があう。
そういう甘い汁を吸って生きてきた、組合貴族が、民主党政権時代、大臣就任となった。が、何かした訳ではない。一言で言うと傍観していた。
国内的に、設備投資ブームとなっている半導体分野。連合が支持した民主党政権時代に、残そうと思えば残せたのに、エルピーダという日本企業を(韓国企業に代替可能という理由で)倒産させてしまった。
坂本前社長が語るエルピーダ倒産の全貌
https://toyokeizai.net/articles/-/21867
民主党政権時に破綻させたエルピーダの二の舞は避けた?安部政権 孝行息子的子会社・東芝メモリへ提携先WDが社債1500億円
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/292.html
それだけではない。長期化した円高下で、弱電・家電分野の企業が相次いで、中国に工場を移転、雇用を失った。
就職氷河期が訪れた。「連合」が支持する政権で、新卒者の就職先がない時代が続いた。
連合が支援した民主党政権は、日本の富を海外に移転、国内的には雇用喪失推進政権であった。
第二次安倍政権は、持続的かつ安定的な経済成長政策としてアベノミクスを掲げ、労働者の賃上げを経済団体に要請する行動に出た。これに対し、傍観することに慣れた「連合」は政府方針を黙認した。
「連合」は、自らの社会的役割を奪われたとは考えなかったようなのだ。今になって考えれば、自分たちで調査すべきことは調査し、政府や経済団体に要請する行為等示さなかったことは(社会的役割認識が喪失する点において)、致命的だったのではないか。
このような存在感無き「連合」が支援する民主党は、分裂、離散を繰り返し、しまいに官公労労組系支持が強い、立憲民主党は、国会では何でも反対、自民党攻撃に明け暮れ、共産党との選挙協力の元、衆議院選挙を戦い、議席を減らした。
対して、民間大企業労組を支持基盤とする国民民主党は、連合発足前の民社党路線に近づきつつある。
この状況で、連合幹部が言った一言は。どう考えても状況認識的にズレている。自ら努力する、自ら取り組むことはあるのか、、、
連合・芳野会長「立民と国民民主の合流求めていく」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/e9-80-a3-e5-90-88-e3-83-bb-e8-8a-b3-e9-87-8e-e4-bc-9a-e9-95-b7-e3-80-8c-e7-ab-8b-e6-b0-91-e3-81-a8-e5-9b-bd-e6-b0-91-e6-b0-91-e4-b8-bb-e3-81-ae-e5-90-88-e6-b5-81-e6-b1-82-e3-82-81-e3-81-a6-e3-81-84-e3-81-8f-e3-80-8d/ar-AARcT55
組合専従になった時点から、組合費を湯水の様に浪費してきた人たちらしい発想のようだ。拙ブログの批判が合理的でないというなら、連合幹部の給与、運営費、交際費、上納金等を公開するなど、清貧な活動に戻すべきだ。
ここに来て、外国人労働者、不法滞在者による犯罪が増えている。犯罪が増えるということは犯罪被害が増えることを意味する。
私が連合幹部の立場ならこう考える。
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連合が外国人労働者増加に対し、本来的役割として認識すべきこと
※外国人労働者が増えることは、その分日本人の雇用が失われる
※技能実習生等の安価な労働力が増えつつづけることは、日本人の賃金が上がらない原因となっている
※技能実習生等が入国後失踪、不法滞在者が増えることは、社会不安だけでなく、日本人の賃金が上がらない原因となっている
※外国人労働者が、扶養控除等で所得税を納税しないことで、日本人よりも安価な健康保険料で済んでいることは、まともに健康保険料を支払っている日本人労働者の権利を侵害している
※外国人留学生が、入国後3カ月で健康保険に加入でき、アルバイトもやりたい放題で、健康保険料滞納者が続出していることは、まともに健康保険料を支払っている日本人労働者の権利を侵害している
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要するに、「連合」は、世の中の流れから周回遅れの反応しかできない劣化集団状態にある。
組合費をただ浪費し続ける組織、やる気がない組織は、社会的に必要であろうか?
日本社会の生産性が低い原因の一つとして、巨大労組「連合」の生産性の低さ(社会的役割を認識せず、労組として働くことを忘れ、宴会、ゴルフ三昧に明け暮れた)を指摘せざるを得ないのである。
以上
