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イスラエルに用心棒になって貰う国

宮崎正弘のメルマガにて、サウジ王室が出資したイスラエル投資ファンドが設立されたとの情報が配信された。


▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和四年(2022)5月9日(月曜日)
        通巻第7324号
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 クシュナーが30億ドルのイスラエル投資ファンド設立
   このうち20億ドルはサウジ王室からの出資
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 ウクライナに目を奪われている間に、中東地図が変貌を続けている。
 ジャレッド・クシュナーはトランプ前大統領の女婿。長女のイバンカは、ユダやヤ教に改宗して、クシュナーと結ばれ、ふたりはホワイトハウスで実権を振るった。
 ふたりの資産は7億4000万ドルといわれる。

とくにクシュナーは上級顧問として無給でトランプ政権の幹部スタッフに加わり、密使として中東を訪問すること数回。モロッコ、バーレン、UAEなどが次々とイスラエルを外交承認してきたが、つねにその舞台裏で活躍した。ちなみにトランプ一家は全員が無給だったが、大統領自身は報酬をすべて慈善事業に寄付し続けた。左翼メディアはこのことには触れたがらない。

 ワシントンを離れて政治世界と縁を切ったとされるクシュナー夫妻はフロリダ州の豪邸にうつり、「アフィニティ・パートナーズ」というベンチャー・キャピタル・ファンド(VC)を立ち上げた。
 ファンドは30億ドル、うち20億ドルがサウジ王家。クシュナーはサルマン皇太子と親しい間柄である。

 クシュナーのファンドは、イスラエルの二つのハイテク企業に集中して投資する予定とウォールストリートジャーナルが伝えて居る。
サウジとイスラエルは外交関係がない。つまりサウジの間接的なイスラエル投資というかたちになる。

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△△△ 引用終了 △△△



サウジ王室は投資の見返りに何かを得る手筈になっているのではないか。

安倍外交にて、アジア諸国に投資を表明した。安倍政権は投資の見返りに何かを得た可能性がある。投資という手段、外交交渉上使えそうな有効な手段であるようだ。

さて、イスラエルに投資してきたのは、サウジ王室だけではない。アメリカ労働団体も年金基金の形で投資してきた。「アメリカのイスラエル・パワー」(ジェームズ・ペトラス)から引用させていただく。


▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

労働組合の一般組合員は、自分たちの年金基金がハイリスク・ローリターンのイスラエル国際に投資されていたことを知って驚いたかもしれない。しかし、そんなメリットの薄い投資にもかかわらず、イスラエルの政権には米国の大手労働組合や従業員年金基金、大手多国籍企業などが集団で何十億ドルもの融資をしてきた。

中略

組合年金基金もまた、イスラエル国債購入のために組合幹部によって利用されている。そのもっとも悪質なケースが、前の国際婦人服労働者組合(ILGWU:International Ladies Garment Workers Union )、現在のUNITEと呼ばれる組織である。労働者の九五パーセントが黒人、ヒスパニック、中国人で、ほとんどが最低賃金かそれ以下で働いている一方、UNITE指導部とスタッフは圧倒的にユダヤ人が多く、諸経費に加えて年間一○万ドルから三五万ドルの収入を得ている。年金基金から二五○○万ドル以上がイスラエルに流れていることで、米国の労働者は住宅や社会福祉、法的弁護などのための融資を受けられないでいる。労働組合のユダヤ人幹部は、イスラエルとそのパレスティナ人労働者に対する弾圧には共感しても、米国の劣悪な労働条件の下で働く、まとまりのない労働者には共感しないようだ。

中略

米国の労働組合幹部が組合員の年金基金や組合費をイスラエル国債に流用する要因はたくさんある。第一に、イスラエルやそのロビイストと結びつくことによって、政治的保護や社会的地位が得られるからで、これはマフィアと関連のある汚職官吏にはとくに重要だった。また、労働組合のユダヤ人指導者とイスラエルとの間のイデオロギー的・民族的結束も第二の要因である。

△△△ 引用終了 △△△


ユダヤ・ロビーの政治力に組合幹部が期待し、ハイリスク・ローリターンのイスラエル国債を購入したと読める。

つまり、サウジ王室のイスラエル投資は、ハイリスク・ローリターンの可能性がある。

さて、ヨーロッパの中に、イスラエルの諜報力に依存していると思われる国が一カ国存在する。
デンマークである。



▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

「アメリカのイスラエル・パワー」(ジェームズ・ペトラス)

デンマーク:モサドの活動拠点

モサドの元工作員ヴィクター・オストロフスキーによる『モサド情報員の告白』(邦訳TBSブリタニカ)の中にモサドとデンマークの情報機関の長年にわたる密接な関係を記した興味深い章がある。

モサドとデンマーク情報機関の関係はひどく緊密で、度が過ぎている。しかし、その取り合わせによって損なわれているのはモサドの体面ではなく、デンマークのそれである。しかもそれは、第二次大戦のさいに大勢のユダヤ人を救ってやったことをイスラエル人は感謝しており、したがってモサドなら信頼できるという誤った印象をデンマーク人たちが持っているせいなのだ。[中山善之訳]

モサドはデンマーク人との特殊な関係を通して、デンマークのアラブ系住民、とくにパレスティナ人(おそらくデンマークの市民権をもつ者も含まれる)を監視することができる。

中略

その追従の見返りとして、デンマークはイスラエルから貴重な「訓練」を受けている。「三年ごとに、デンマークの情報関係者たちは、モサドがおこなうゼミナールに出席するためにイスラエルへ行く」。それはモサドに有意義な接触の機会をもたらし、「テロリズムへの対応ではモサドがどの機関より優っているという考えが、抜がたくしみつく」[中山善之訳]。

△△△ 引用終了 △△△



サウジはアメリカから最新鋭の戦闘機等を購入してきた国である。デンマークの対イスラエル対応実績を参考とすると、サウジは投資の見返りにイスラエルに諜報の面で面倒を見て貰う手筈になっているような気がするのである。


以上

by nihonseishin | 2022-05-09 09:20 | 外国 | Comments(0)

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by nihonseishin
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