緊張感無き総裁選 国民の要望をほとんどスルーし続ける与党の問題

総裁選、本命はあの二人の議員と言われている。
しかし、彼ら候補者は、国民のほとんどが望む、


・物価高における食料品の消費税減税について、財務省の顔色を窺い明確に言わない
・社会保険料負担減については、歳出削減等の手法（厚生労働省関係の天下り追放）があるのに、敢えて語らない
・外国人旅行者、労働者による犯罪および迷惑行為対策、移民受入れ縮小案について、財界、大企業の意向に反する主張となるので、敢えて具体策を言わない
・全国各地で太陽光パネル敷き詰め状態になっている地点が増えているのに、再エネ議連に遠慮、決戦投票で損をしないためにメガソーラ規制強化・総量抑制について封印状態



積極財政路線の候補も居る。積極財政であるべきだとは思っている。しかし、移民対策について精緻な予防措置を検討実施せず、後付けで問題発生してから対応するスタンスである限り、国内投資拡大すればするほど、受入れる外国人労働者が激増することを危惧している。

今や自民党は、目先ほとんどの国民が問題視する、①相次ぐ食品等の物価上昇に伴なう可処分所得減の状況で減税を公約とせず、外国人含む非課税世帯に配る給付金に異常に執着（給付金手続きでキックバック目当て？）、②国民負担率上昇なのに歳出削減しようとしない（官僚を敵に廻したくない）、③外国人問題は後追いで線香花火程度の対応（外国人労働者を欲しがる財界、大手企業を敵にしたくない）、④メガソーラー事案は再エネ議連の有力議員に遠慮し自治体首長に丸投げ状態（資源エネ庁所管の認可事項であることから、法改正により資源エネ庁長官に、原子力発電所に適用しているような厳格な認可対応することなど、違法工事に対し建設工事中止命令を出せるのに敢えて避けている）

お馬鹿政権は、どうでもいい、防災庁設置（屋上屋な組織が増えるだけ）、夫婦別姓（帰化議員のための、日本の戸籍制度の破壊が目的）、JICAホームタウン構想（素行の悪いアフリカ移民激増による治安悪化加速）、オートロックマンションの置き配効率化（外国人宅配員による犯罪激増懸念？）、パワーカップル向け中心の少子化対策（明らかに税金の無駄遣い）などに着手しつつある。

かように問題解決能力がなく、国家的規模の諸問題に関する提言発表もない。
一般人が、提言書を提出しようとしても政府機関も政党も議員も受付処理しようとしない。請願受付も最近は実績無いようだ。

これらは、自民党だけの問題ではない。

自民党批判する保守系野党も同様。国会質問する議員も居ることは居るが、一握りに過ぎず、党として処方箋を出さないし（出せない、纏められないのに）、陳情受付処理すらしない。

何のために、公設秘書が居て、税金が公設秘書に投入されているのか。
何のために、政党交付金が各党に交付されているのか。
何のために、世界最高水準の議員歳費が支給されるのか。

第二次安倍政権時代は、優秀な議員が数人おられ、外交力で国力を回復しつつ憲法改正を実現するというので、多少のことは我慢した。

しかし、岸田、石破政権は安倍政権が苦労して獲得した議席を、利権政治推進目的で、再エネ拡大、外国人労働者受入増を進め、石破政権に至っては、首相（総裁）ファースト状態、私物化状態で政権運営を継続中である。談話準備しているとされるが、あれだけ総裁選前倒しで党内紛糾する状況で最後っ屁で談話発出したいようだ。
口では国民からの要望を、、、というが、それはポピュリズム、、、それは財源がない、、、それは、、、次々と理解不能な理屈を持ち出し、、、国民世論を無視し続けている。
議席が減る一方となるのは当然。

だから、財務省解体デモ、JICAデモ、官邸デモ参加者が空前の人数となるのだ。
自分ファースト、全方位的に情けない、政治家として必要な能力がそもそもない（行政実務を知らなすぎる）、首相および閣僚に対し、面と向かってはっきり言ってやろうと思っている国民が増えているはずだ。

そして今、物価高加速、国民負担限界、外国人・再エネ問題が深刻化する状況で「のんびりとフルスペックで総裁選を実施中」である。
困ったことに、偏差値４５のFランク卒の、行政文書も法律知識も十分でない、（前回総裁選で）夫婦別姓程度のことしか語らないお馬鹿な世襲議員が本命視されている。レジ袋廃止を強行実施、家畜の餌を高く庶民に売りつけ、野放図な規制緩和による再エネ問題の後始末で、万が一お馬鹿が首相となった場合、政権は長くは続かず、解散総選挙しても自民党の議席減はさらに加速すると予想する。

石破首相は、自民党内のこのような状況を最大限活用、意図して政治的空白を創り出し空白期間を長期化、国家破壊を確実に、、、
おまけに、総裁選が終わっても、首相は内閣不信任決議を出されない限り、首相辞任しない可能性大である。

だから、政治的空白期間が長期化する中、緊張感なくのんびりと総裁選やってる状況なのか。積極財政に反対はしないが、外国人労働者受入れの歯止めがない状況で積極財政すればするほど、移民だらけになりはしないか、のんびり構えている（ように見える）総裁選候補者に一言言いたくなるのである。